耳鳴りを放置してはいけません

聞こえない音が聞こえるような気がする症状が現れる耳鳴りですが・・・。

難聴を併発することが多い耳鳴りに加えてめまいもするような時は、迷うことなく病院に行くべきでしょう。ちなみに、めまいは大きくわけて3つありまして、それは下記のような内容になります。

Ⅰ)回転性のめまい
Ⅱ)浮遊性のめまい
Ⅲ)目の前が暗くなるようなめまい

Ⅰ)回転性のめまい・・・回転性のめまいというのは、ご自身の周囲の景色がぐるぐると回っているように感じるめまいのことをいいます。

耳鳴り(実際には聞こえない音が聞こえるような気がする症状のことです)や耳が聞こえにくくなる症状(時には説明が難しいことがあるかもしれませんね)が同時に起こる事もあります。

メニエール病脳出血脳梗塞(小渕元首相や長嶋読売ジャイアンツ終身名誉監督が発症したことがありましたね)などが原因は考えられます。

Ⅱ)浮遊性のめまい・・・浮遊性のめまいとは、体がふわふわと浮いているように感じるめまいのことを言います。

頭痛(安易に頭痛薬に頼りすぎるのはよくないでしょう)やしびれなどが同時に起こる時には、脳梗塞や脳腫瘍等が要因として絡んでいる可能性があります。

Ⅲ)目の前が暗くなるようなめまい・・・目の前が暗くなるように感じるめまいというのは、体がフワッと浮いたような感覚がしたり、あるいは立ちくらみがしたりするなど、一瞬意識が飛ぶような感覚に陥るような感じを受けたりします。

耳鳴り(大きく分けると、自覚的耳鳴と他覚的耳鳴に分類されます)が同時に現れることもあるのです。

要因として考えられるのは、高血圧(血圧が正常の範囲より高い状態が続くことです)症や低血圧(喫煙や過度の飲酒で上がるでしょう)症、神経調節性失神、自律神経失調症(心身に様々な症状が現れますが、症状には個人差があるでしょう)などです。

どの種類(それぞれに違いがありますね)のめまいも、放置しないで耳鼻科などを受診するようにしましょう。

耳鳴りの症状が長引きますと、日常生活に暗い影を落とすことになりかねませんからね。